今年も新芽🌱のクロモジを頂きました。
乾燥前のほうば、クロモジ、またたびです。
クロモジとは抗菌作用があるので、和菓子の楊枝に使われているものです。乾燥させてお茶にしますが、入浴剤にもなります。
この爽快な香りをかぐと、すっきりさわやか❗️
気持ちも落ちつきます。やかんで少し煮出すと部屋の中も爽やかな香りでいっぱいになります。
写真は葉っぱのお茶ですが、枝だけで煮出すと何故か薄いピンク色のお茶になるんです。
ニッキの味に少し似ていると言えばわかりやすいですかね、
庭に植えてみましたが、日陰を好むせいか枯れてしまいました〜
効能はたくさんありますが、私にとってはリラックスできる、が1番です。
お茶の小唄を紹介します。
「茶の科か」
茶の科か 寝られぬままの爪弾きに
浮河竹の水調子
涙ににじむ薄月夜
暈持つ程はなけれども
曇りがちなる我が胸を
晴らす雲間のほととぎす
濃茶のせいか寝つかれず、三味線を爪弾きしながら恋しいお方を想い涙ぐむ妓、その胸の内を吹き晴らすようなほととぎすの声
しみじみとしたいい小唄です。