私は子供の頃から"うどん"といえば伊勢うどんで育ってきました。
お店で"うどん"と注文すると、伊勢うどんが出されます。玉子うどんやかやくうどんも全て伊勢うどんへのトッピングです。
要するにだしスープのうどんがなかったし、知らなかったのです。
忘れもしないのは小学校低学年の頃でした。レトルトのうどんが発売され、食した時、
「なんだこれはー?ニセモノかぁ? なるほどね、うどんも固いしタレも違う。うどんのレトルトを作るのはなかなか難しいんだろうな」と妙に納得したものでした。
そんな私が、県外に出て食堂で「すうどん」とメニューにあったのを見たとき
❓❓❓「酢うどん」👀
今では笑い話ですがね😅
伊勢うどんにも色々ありまして、麺の太さ固さタレの味、そのお店の味があります。
なので、ウチは○○屋、ウチは○○屋よ、てな具合でご贔屓の店もいろいろ
スーパーで買ってくる麺やタレにも好みがあります。 そんな伊勢うどんを愛する私ですが、以前、内宮近くで失敗作の伊勢うどんを食べた事があります。まず湯切りがしてない上にタレが少なくて水っぽい!ネギが少なすぎる!
もうガッカリやら驚くやら😨
観光客で溢れかえってる伊勢神宮ですが、これを伊勢うどんだと思ってほしくないなぁと、痛切に感じました。
私が一番好きなのは、自分で作った伊勢うどんです。 麺はみなみの麺で、タレはミエマンのつゆ、ネギはたっぷり、これが一番!
小唄の「うどんやさん」を紹介します。
「うどんやさん」
うどんやさん
あつい花巻一つ作って おお寒
いいえ 家の人とやりあって
あたし一人で飛び出してきたの
ほんとにあの人 いけない人よ 大嫌い
だけどね やさしいとこもある人よ
あたし本当は心の底から惚れてるの
あらごめんなさい
おいくら
(花巻とは、かけうどんの上に細かくちぎった海苔を散らしたうどん) 昭和の小唄です。