8月の朔日餅

8月になりました。赤福朔日餅がいただけます☺️

今月は『八朔粟餅』です。『八朔』とは八月朔日の略で、旧暦八月一日のことです。柑橘系🍊じゃないです〜f:id:shibayukie:20230801220125j:image

見たところふつうの赤福餅にみえますが、黒いですよね、これが黒糖味の餡なんです。美味しいんですよー それから粟で作ったお餅❗️

粟のつぶつぶ食感、あっさりした餅f:id:shibayukie:20230801221643j:image

写真はお餅をひっくり返しました。

粟餅のこの味・・・懐しいと感じました。

40年以上前京都にいた頃の、河原町の甘味処の粟ぜんざい、お店の名前も忘れましたが、大好きでよく通いました。

たしか、ひらかなの名前だったような❓

お餅の柔らかさといい、ねっとりつぶつぶ感も味も同じようです。

若かったあの頃、、、

粟餅と、冷酒で思い出に浸りたいと思います✨

夏の着物

私は仕事では着物を着ているのですが、夏はなんと言っても浴衣ですね、汗をかいても即洗えます。

畳んだ状態でネットに入れ、おしゃれ着洗剤で洗濯機を弱流に、クリーニングはしません❗️

旅館の浴衣みたいにペンペンになって色が落ちますからね。

夏の薄物には、絽や紗、麻などがあります。麻の着物も洗えるんですよ。

今年は浴衣だけでなく麻も着ようかな、と出してみました。f:id:shibayukie:20230726174426j:image

芭蕉布小千谷縮ですが、ピンクのは若い頃、和裁を習ってた時に自分で作ったものなので、愛着があります😊 芭蕉布はイトバショウの繊維からできている沖縄の織物ですから、麻よりもさらりとした感触です、これは古いものです。

昔は婚礼の支度で、一通りの着物を用意し、箪笥に入れて嫁ぐというのが当たり前でした。

そしてその着物が箪笥の肥やしとなり、しつけをしたまま着られることもなく処分される。。。

着物の買取り業者が、子どものお小遣いにもならない金額で買い取っていく。。。

また誰かに着てもらえるといいのですが〜

何故着ないのか?「自分で着れないし〜 手入れが面倒〜 着付けに時間がかかる〜 動きにくい〜」

その点、今の若い方の着物感というか概念には感心させられます。

自由で合理的❗️

着物の上にオーバーコート、歩き辛いから靴、帽子も被っちゃう

着付け教室なんて関係ない、アンティーク着物で華やかに🌟

とってもいいと思います👌

     

伊勢うどんについて

私は子供の頃から"うどん"といえば伊勢うどんで育ってきました。

お店で"うどん"と注文すると、伊勢うどんが出されます。玉子うどんやかやくうどんも全て伊勢うどんへのトッピングです。

要するにだしスープのうどんがなかったし、知らなかったのです。

忘れもしないのは小学校低学年の頃でした。レトルトのうどんが発売され、食した時、

「なんだこれはー?ニセモノかぁ? なるほどね、うどんも固いしタレも違う。うどんのレトルトを作るのはなかなか難しいんだろうな」と妙に納得したものでした。

そんな私が、県外に出て食堂で「すうどん」とメニューにあったのを見たとき

❓❓❓「酢うどん」👀

今では笑い話ですがね😅

伊勢うどんにも色々ありまして、麺の太さ固さタレの味、そのお店の味があります。

なので、ウチは○○屋、ウチは○○屋よ、てな具合でご贔屓の店もいろいろ

スーパーで買ってくる麺やタレにも好みがあります。 そんな伊勢うどんを愛する私ですが、以前、内宮近くで失敗作の伊勢うどんを食べた事があります。まず湯切りがしてない上にタレが少なくて水っぽい!ネギが少なすぎる!

もうガッカリやら驚くやら😨

観光客で溢れかえってる伊勢神宮ですが、これを伊勢うどんだと思ってほしくないなぁと、痛切に感じました。

私が一番好きなのは、自分で作った伊勢うどんです。 麺はみなみの麺で、タレはミエマンのつゆ、ネギはたっぷり、これが一番!

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小唄の「うどんやさん」を紹介します。

      「うどんやさん」

うどんやさん

あつい花巻一つ作って おお寒

いいえ 家の人とやりあって

あたし一人で飛び出してきたの

ほんとにあの人 いけない人よ 大嫌い

だけどね やさしいとこもある人よ

あたし本当は心の底から惚れてるの

あらごめんなさい

おいくら

(花巻とは、かけうどんの上に細かくちぎった海苔を散らしたうどん) 昭和の小唄です。

 

 

赤福七月の朔日餅🎋

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今月の朔日餅「笹わらび餅」です。

あらっ?と思いましたよ、毎年7月は一番人気の「竹流し」でしたから、

竹筒の底に穴を開けてトントン、つるんと出た水ようかんが光ってた⭐️

赤福さんの説明では、生竹の入手が困難になったそうです。

残念と思いましたが、、、この「笹わらび餅」

  あ〜美味しい

笹の香りがします❗️

普通の水まんじゅうより大きめで、わらびの皮が薄く柔らかく、あんこがトロンとしてて

大満足でした❣️

私、これで日本酒飲めちゃうんです😋

また、来年の楽しみができました〜

七夕🎋の短冊付きです。

金剛證寺、朝熊山開山忌

金剛證寺に塔婆供養に行ってきました。

毎年6月27日〜29日が開山忌ですが、皆の都合もあり日曜日にしました。

母の塔婆があります。

伊勢志摩近辺ではお葬式の後に「岳さん」(たけさん)と言って、親族で塔婆を建てに行くのが習わしです。

最近ではお葬式の形態も変わってきて、塔婆を建てる方も少なくなってきているようですね、

宗教は問いません。

一般の家庭では10万円前後のものを建てますが、一番高いのが、50万円です。

石原裕次郎さんや美空ひばりさんなどは、大きな塔婆だったと記憶してます。f:id:shibayukie:20230626155538j:image

この門は極楽門といいます。

開山忌ではお供えができるので、ビールやお菓子などを塔婆の前に供えました。

塔婆は年月順に並んでいて、町名が書かれ、親族の名前も書かれているので知り合いを見つける事も多いんです。

同級生のあっちゃんのお母さんのもありました

皆んなお年頃、話題も介護の話😆f:id:shibayukie:20230626163010j:image

「連間の池」(れんまのいけ)には睡蓮がいっぱいでした🪷

伊勢志摩スカイライン(伊勢志摩e-Power Road)

お天気がよければドライブは最高です❗️

 

 

破れた三味線

去年の肩の骨折で、いろんな思いをしました。

何故こんな事に、、、

からはじまり、何か悪いことしたのか、とか

リハビリの苦痛から、

もうこのままでもいいです。とか

12月にリハビリが終わって、今では肩はぐるぐる🌀回せます。

お稽古はお休みしていました。

その結果f:id:shibayukie:20230618172945j:image見るも無惨な姿に💦

ずっと気にしていました。

離れた稽古場に置いてあったものは諦めていましたが、家の中のは気になって仕方なかった。

出してみて、確認して弾かないでしまう。

それが一番駄目な事、知っていたのに、、、

ちょっとだけと出してみた。

その時は無事だった、去年の秋

紅木の三味線は両面破れています。

全部張り替えで、かなりの出費😓

お稽古三味線が一丁買えちゃいます

合皮の三味線は破れなかったので、それで事足りると、使ってますが、

そろそろ直してあげようと思います⭐️

情けないやら、ガッカリやらと、

「ごめんなさい」という気持ち

一番辛かったです💧

 

 

 

 

クロモジ茶を飲んでます

今年も新芽🌱のクロモジを頂きました。f:id:shibayukie:20230611111216j:image

乾燥前のほうば、クロモジ、またたびです。

クロモジとは抗菌作用があるので、和菓子の楊枝に使われているものです。乾燥させてお茶にしますが、入浴剤にもなります。

この爽快な香りをかぐと、すっきりさわやか❗️

気持ちも落ちつきます。やかんで少し煮出すと部屋の中も爽やかな香りでいっぱいになります。

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写真は葉っぱのお茶ですが、枝だけで煮出すと何故か薄いピンク色のお茶になるんです。

ニッキの味に少し似ていると言えばわかりやすいですかね、

庭に植えてみましたが、日陰を好むせいか枯れてしまいました〜

効能はたくさんありますが、私にとってはリラックスできる、が1番です。

お茶の小唄を紹介します。

   「茶の科か」

  茶の科か 寝られぬままの爪弾きに

  浮河竹の水調子

  涙ににじむ薄月夜

  暈持つ程はなけれども

  曇りがちなる我が胸を

  晴らす雲間のほととぎす

濃茶のせいか寝つかれず、三味線を爪弾きしながら恋しいお方を想い涙ぐむ妓、その胸の内を吹き晴らすようなほととぎすの声

しみじみとしたいい小唄です。